廃棄物

廃棄物序文

廃棄物とは、工場から廃棄されたいかなる材料や物のことで、環境や周りのコミュティーを汚染する可能性があります。

廃棄物の例には下記のようなものがあります。ただしそれに限定されるものではありません。

  • 無害廃棄物は、品物やサービスの消費、製品製造から出る物質です。 無害廃棄物には通常、無害な生産廃棄物と家庭廃棄物が含まれます。 無害な生産廃棄物は、製造工程から直接発生します(布、皮革、プラスチック、紙または包装廃棄物など)。 家庭廃棄物には、食品廃棄物と衛生廃棄物が含まれます。 食品廃棄物は、一般的に工場の食堂やキッチンから発生します。 衛生廃棄物は、オフィスや寮からの生活廃棄物です。例えば、トイレットペーパー、庭や花壇の廃棄物、ガラス、食品包装です。
  • 有害廃棄物は、その化学的、物理的、生物学的特性(可燃性、爆発性、毒性、放射能性、感染性があるなど)のために、公共衛生や環境を害する可能性がある廃棄物です。 米国環境保護庁は、有害廃棄物を「我々の健康や環境にとって危険、あるいは潜在的に有害な廃棄物」と定義しています。 有害廃棄物は液体、固体、気体あるいはスラッジである場合があります。 有害廃棄物管理の必要条件は、無害廃棄物よりも厳しいものです。   (http://www.epa.gov/osw/hazard/

ただし、有害廃棄物と無害廃棄物の分類は、国の法規制によって異なる場合があり、その法規制により、どの廃棄物が有害かに分類される、異なる定義があります。 工場は最低でも廃棄物の法的必要条件を満たす必要があります。法的必要条件がない場合は、より厳しい方の産業ガイドラインを選択することが推奨されます。

下記がHiggインデックスの廃棄物セクションの要望事項です。

  • 有害廃棄物および無害廃棄物すべての流れを理解し、追跡する。
  • 有害廃棄物と無害廃棄物のすべての流れから発生した量と処理方法を記録し、報告する。
  • 分離し、適切に保管し、有害廃棄物と無害廃棄物の流れを全て取り扱うため、従業員をトレーニングする。
  • 野焼きの施設内放棄を禁止、施設内焼却炉の適切な制御
  • 発生した廃棄物に規準化ベースライン(2016年、生産単位あたり20Kgの生活廃棄物が発生など)、および廃棄方法に対する廃棄物の割合を設定する(2016年の生活廃棄物の80%を埋立処理など)。
  • 廃棄物削減とより望ましい廃棄方法の改善に対する規準化された目標値を設定する。
  • 廃棄物削減の目標達成のための特定の行動や戦略を伴う実行計画を設定する。
  • ベースラインに対する廃棄物削減を明確に示す。例えば「昨年、生産単位あたり生活廃棄物が16Kgs発生し、これは2016年から年間で20%の削減に相当する。」  
  • 最も優れた実践:廃棄物の少なくとも90%を埋立処分、エネルギー回収のない焼却、および環境から他に転換している。
  • 最も優れた実践: 廃棄物質を新しい物質や、より高品質な製品、より環境にとって価値のある製品へと変換することで、廃棄物をアップサイクルする。

廃棄物パフォーマンスを改善するには、以下の二通りの方法があります。

  1. 工場内で発生した廃棄物総量を削減する。 これは元々の発生源からの廃棄物の量を減らすため、最も好ましい方法です
  2. リサイクル、再利用、または適切に管理されたエネルギー回収型焼却などの好ましい廃棄方法に切り替える

Higg FEMでの廃棄物の追跡および報告

廃棄物データを経時的に正確に追跡し、報告することで工場およびステークホルダーに改善の機会について詳細な洞察を提供することになります。データが正確性を欠くと、工場の廃棄物処理への理解、および環境への影響を削減し効率を高める能力に限界を課してしまいます。

廃棄物の追跡および報告プログラムを作成する際には、次の原則を適用する必要があります。

  • 完全性 – 追跡および報告プログラムには、関連する発生源(FEMにリストアップされているもの)をすべて含めます。 発生源はデータ追跡から除外せず、報告は重要性にに応じて(少量の例外など)行います。
  • 正確性 – 廃棄物追跡プログラムへの入力データは、必ず正確で信頼のおける情報源(較正済みのメーター、送り状、既存の化学的測定原理、工学的推定など)からのものとします。
  • 一貫性 – 時間の経過に伴う廃棄物量の比較を可能にする廃棄物データを追跡する一貫した方法を使用します。 追跡方法、廃棄物発生源、その他廃棄物データに影響を与えるオペレーションに変更がある場合は、その旨を文書化する必要があります。
  • 透明性 – すべての情報源(送り状、計量記録など)、使用する仮定(推算方法など)、計算手法は、データインベントリで開示し、文書化された記録および裏付ける証拠によって確実に検証できるものでなければなりません。
  • データ品質管理 – 廃棄汚物データ、およびデータの収集と追跡に使用されるプロセスに対して、品質保証活動(内部または外部のデータ品質チェック)を定義および実行し、報告されたデータが正確であることを保証する必要があります。

上記の原則は、「温室効果ガスプロトコル第1章:GHG排出量の算定及び報告の原則」に基づいています。

廃棄物 – レベル1

Questions
  • 材料
  • 金属
  • プラスチック
  • 生ごみ
  • ガラス
  • 紙パック
  • その他(詳しく説明してください)
  • 全ての生活廃棄物

アップロード例:廃棄物管理票(マニフェスト)

貴社では、無害廃棄物の流れを追跡していますか?

ここには無害な生産廃棄物および一般廃棄物が含まれます。

満点を獲得するには、工場で発生するすべての廃棄物の流れ、量、廃棄方法を完全に追跡している必要があります。

少なくとも廃棄物の流れの一つは完全に追跡しているが、すべての発生源や廃棄方法を追跡しているわけではない場合は、部分点が与えられます。

質問の意図はなんですか?

質問の意図は、貴社工場内で発生する無害廃棄物(製造過程および生活廃棄物の両方で)に対する意識を高め、発生するあらゆる種類の廃棄物量を追跡し始めることにあります。廃棄物の削減と転換方法について戦略的な決定を下すには、廃棄物の発生源を知る必要があります。   貴社における現在の廃棄物管理の慣行を理解し、最も多く廃棄物を発生する発生源の改善に優先順位を付けることが重要です。 これを行うことで、廃棄物を削減し転換するためのより効果的な選択肢を見つけることができます。

技術的なガイドライン

廃棄物管理は、廃棄物リストの作成を検討することから始まります。廃棄物追跡および報告プログラムを確立するときは、次のことを行うことから始めます。これは、この質問の対象となる非有害廃棄物と質問2で取り上げられる有害廃棄物追跡に適用されます。

  • ビジネスプロセスとオペレーションプロセスを明確化し、廃棄物が発生している場所と発生しているすべての廃棄物種を特定します。
  • 以下のように、廃棄物データを収集および追跡する手順を確立します。
    • オンサイトスケール、廃棄物の送り状や積み荷目録、販売された廃棄物の領収書などを使用し、発生した廃棄物の正確な量を得ます。
    • 推定技術を使用する場合、計算方法を明確にし、検証可能なデータ(以下の例を参照してください)の裏付けが必要です。
  • 確認しやすい形式[Excelなどのスプレッドシートや、人間が読める形式でデータをエクスポートできる同様の分析ソフト(Excelやcsvなど)]で追跡データ(日次、週次、月次の廃棄物量など)を記録し、検証時に確認できるよう、関連した裏付けとなる証拠を保管します。

Higg FEM での廃棄物データ報告

FEMで廃棄物データを報告する前に、データ品質チェックを行い、データ「および」収集・記録プロセスが正確なデータを生成するために効果的であることを確認します。

するべきこと:

  • ソースデータ(計量記録、送り状または積み荷目録)をレビューし、正確であることを確認します。
  • 過去のデータと当年のデータを比較します。大幅な変化(10%を超える増加または減少など)は、既知の変化に起因していなければなりません。 そうでない場合は、さらに調査する必要があります。
  • データ追跡スプレッドシートの更新バージョンが使用されていること、すべての自動計算や式が正しいことを確認してください。
  • 適切な単位が報告されていること、ソースデータから報告データへ単位が変換されていることを確認します。
  • 仮定または推定の方法論や計算を確認して、正確であることを保証します。
  • 特定の廃棄物がどのように処分されているかを確認し、処分方法(埋め立て、リサイクル、焼却など)を報告します。
  • 廃棄物処理業者が特定の種類の廃棄物を処理するための適切なライセンスを持っていることを確認します。
  • 「この発生源からの廃棄物管理および処分プロセスを説明してください」のフィールドにメモを追加して、廃棄物の管理方法と、特定のソースのデータに関するデータの仮定、推定方法を説明し、その他の関連コメントを記入します。

以下は禁じられています:

  • 正確性に欠けるデータ(情報源が不明、または未検証)を報告すること
  • 検証可能で合理的かつ正確な推定方法やデータ(工学計算など)に基づいていない推定データは、報告します。

以下の用語集は、どのように貴社が質問を完了するか把握する手助けとなるでしょう。

  • 全廃棄物の流れとは、製品製造やオフィスから、食堂や寮やショップから、またサービスのために工場を来訪する業者から発生する廃棄物など、工場で発生するすべての廃棄物を指します。
  • 最終処分とは、廃棄物の管理または除去の最終ステップです。 請負業者が廃棄物を回収し、別の企業に販売している場合、最終処分は貴社工場の廃棄物をリサイクル、焼却、処理(物理的または化学的処理)、埋立などの方法で、最終的に処理する企業に委ねられます。 工場内では、廃棄物の回収エリアや廃棄物処理業者の施設を確認、また分別が行き届いていることを確認することにより、工場内で管理することができます。
  • 無害廃棄物:このセクションの上部にある廃棄物序文に記載されている定義を参照してください。
  • 有害廃棄物:このセクションの上部にある廃棄物序文に記載されている定義を参照してください。 有害廃棄物を特定するには、その特性、環境への影響、使用状況、腐食性、着火性、反応性を確認します。有害廃棄物に属さない場合は、無害廃棄物となります。
  • 再利用:機能または使用で新しい商用素材の代替として使用される素材。 通常、この素材は同じ目的で複数回再利用されるようにできています。 これには、元の目的・他の目的は問わず、その他の前処理をせずに再利用できるように、材料やコンポーネントのチェック、クリーニング、または修理も含まれます。 例:
    • 化学物質の供給業者は、化学物質の容器を再利用して、同じ化学物質を入れることができます(社外での再利用)。
    • 生地の残りは、別の工場で再利用できます(社外での再利用)。
    • 充電式バッテリーは、何度でも再利用することができます(社内での再利用)。 木製パレットや段ボールは、工場内で材料を保管するために再利用できます(社内での再利用)。
  • リサイクル:回収された材料から再処理され、最終製品または製品の一部になる材料。 これにはエネルギー回収や、燃料や埋め戻し作業で使用する材料への再処理は含まれません。

リサイクル素材と再利用素材の違い:

  • リサイクル素材は、処理または物理的形態の変化を受けて、別のコンポーネントまたは製品になります。
  • 再利用素材は、そのままの形態で複数回、通常は同じ目的で使用されます。 例:
    • プラスチックのリサイクルは、スクラップや廃棄プラスチック回収と、この物質を再処理して利用可能な製品にする処理のことです。ときに元の状態とは全く異なる形態になる場合があります。 例えば、炭酸飲料のボトルを溶かして、プラスチック製のイスやテーブルなどに成型することです。
    • 公園の遊び場の舗装面に使用されたプラスチックや交通整理のコーン
    • 生地の端切れは、家具、マットレス、布団、ぬいぐるみの詰め物として再処理されています。
  • エネルギー回収型焼却:廃棄物の焼却から電気または熱の形でエネルギーを生成するプロセス。 熱技術には、焼却、ガスプラズマ、熱分解、その他150°Cを超えての処理が含まれます(UL2799規格を参照してください:https://standardscatalog.ul.com/standards/en/standard_2799_3)。 この作業は、地方自治体の許可認定をうけた焼却プラントまたは許可された焼却プラントによってのみ実施されます。
  • 生物学的処理:通常、食品廃棄物処理が対象となります。 一般的な処理法は、嫌気性処理、バイオ燃料化、堆肥化です。 嫌気性処理は、酸素が存在しない状態で細菌が有機物を分解する生物学的プロセスです。 バクテリアは、エネルギー生成に利用できるバイオガスを発生します。 コントロールされた嫌気性分解の後に残る排水は、臭気が少なく、栄養素が豊富です。 バイオ燃料は、生物素材に由来し、代替燃料として、または車両の排ガスを削減するための添加剤として使用できます。 堆肥化は、酸素のもとでさまざまな微生物によって有機廃棄物を有用な物質に分解する生物学的プロセスです。 堆肥化には、有機廃棄物を肥料、獣脂、工業用化学物質などの工業製品および製造製品に変換することも含まれます。
  • 焼却:地域および国際基準を満たす焼却プロセスを通じて、原料を回収・管理されます。
  • 埋立処分:地域および国際基準を満たす埋立処分プロセスを通じて、原料は回収・管理されます。
  • アップサイクリング:アップサイクリングは、副産物、廃棄物、無用および/または不必要な製品を、より良い品質、または環境に対する価値が高い新しい材料または製品に変換するプロセスです。 使用済みの衣類や布帛を用いて新しい衣類やを製造するリサイクルする、使用済のペットボトルから生地を作る、ボイラー室の石炭灰をアップサイクリングし、れんがを製造するなどは、アップサイクリングの例です。 工場は、廃棄物をアップサイクリングするクリエイティブな方法を見つけ出すため、材料業者、バイヤー、廃棄物管理業者を巻き込むことができます。
  • 強制廃棄物は非有害廃棄物のに含めません。 これらのタイプの廃棄物は、「通常のビジネス」状況から生成されないためです。該当するのは以下のようなものです
    • 医療廃棄物
    • ポリ塩化ビフェニル(PCB)
    • 鉛塗料
    • アスベスト
    • 地域の法規制によって義務付けられているその他の廃棄物
    • 主な建設および解体プロジェクトから出る廃棄物(C&D廃棄物)
    • 洪水、火災、竜巻、ハリケーンなどの自然災害による廃棄物。

無害廃棄物量の計算で容認された見積り量:廃棄物量の計算には見積りが必要な場合があります。 見積りには、以下のような、文書化された見積り方法が必要です。

  • 計算方法およびメソドロジー
  • 見積り量を計算した日付
  • 計算方法およびメソドロジーの更新頻度

例:貴社工場では、樽で廃棄物が発生します。樽は満杯になると密閉され、毎週廃棄のために送付されます。 樽を一つずつ計量するのは容易なことではありません。 したがって、一般的な樽のサンプルを計量し、満杯時の樽の平均重量を得ます。以下に示すように、この平均重量に毎週または毎月廃棄される樽の数を掛けることによって総量を得ることができます。

  • 樽の平均重量 = 25kg(複数の日、月、生産状態などから代表する樽を基に)
  • 1ヶ月に廃棄する樽の数量 = 65 本
  • この発生源からの1ヶ月の総廃棄物量 = 1,625kg(25kg x 65 本)

注意:上記の計算方法はあらゆるタイプの廃棄物(産業廃棄物または一般廃棄物)に応用することができます。 見積り方法および計算式は、文書化しすべての種類の廃棄物に一貫して使用する必要があります。 

生ごみまたは衛生ゴミに対する方法:

月に3度、無作為なバケツや袋を計量し、バケツまたは袋別に平均重量を計算します。次に、毎月末にバケツまたは袋の数に基づいて合計重量を累積します。バケツや袋ごとの廃棄物のボリュームは発生する廃棄物の一般的な量のものとしなければならない点をご留意ください

注意:見積り手法を使用する場合は、これを完全に文書化し、一貫して、また関連データから導き出された合理的な推定係数(廃棄物の代表的なサンプルの実際の重量など)に基づいて適用する必要があります。

検証方法

工場の廃棄物データを検証する際、検証者は、工場での廃棄物追跡プログラムで以下のように不正確になる恐れのあるものについては、あらゆる側面を確認する必要があります

  • 最初のデータ収集プロセスおよびデータソース(計量記録、積み荷目録・送り状・レシートなど)
  • データ集計に使用した手順やツール(スプレッドシート計算、単位換算など)

 

一貫していない点や誤りが認めれた場合は、可能な箇所は報告済みの情報を修正し、データ検証フィールドにその旨を詳細に記載します。

満点:  

  • 必要書類
    • 工場が発生させる無害廃棄物全てのリスト
      • 生産廃棄物
      • 包装廃棄物
      • 生活廃棄物
    • 「すべての」非有害廃棄物(廃棄物処理業者からの請求書、スプレッドシート(Excelなど)にまとめられた計量記録などは、裏付けとなる証拠がレビューに利用できる限り問題ありません。)の処分の量と種類(処分先を含む)の両方を追跡するための記録。 記録は、回答された質問すべてに対して報告されている回答と一致している必要があります。
    • すべての無害廃棄物量の追跡方法と測定方法
    • 該当する場合、計量器の較正記録(製造元の仕様に従って、など)
    • 該当する場合、記録のある見積り方法
    • 工場の無害廃棄物源を完全に追跡している。レベル1の表のリストにあるエネルギー源全てについて、全ての欄に正確に回答する必要があります。
  • 面接時の質問
    • 経営者層は、主要な無害廃棄物源とその後の流れ(どこで処分されるのか)を説明できる。
    • 主要従業員は以下を認識している。
      • 廃棄物収集プロセス、量の測定、廃棄の種類の追跡を含む、無害廃棄物を追跡するために実施されている手順。
      • 廃棄物データ追跡プログラムおよびデータ品質の維持方法。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 無害廃棄物の発生源
    • 廃棄物量を測定する機器
    • 廃棄物処分のための回収場所
    • 廃棄物処理のための廃棄物処理業者施設

部分点  

  • 「はい」と回答した場合と同じ要件が、工場内の少なくとも一つの無害廃棄物源について適用されます。 これは完璧に追跡する必要があります。 これは、つまりレベル1の表でリストされた少なくとも1つ(全部でなく)の源に関して、全てのコラムを完全に回答することを意味します。また、その回答を全て裏付ける証拠があることを意味します。

生産廃棄物:  

  • 化学物質の空ドラムや空容器
  • フィルム、プリンティングフレーム
  • 廃水処理汚泥(産業廃水)  
  • 期限切れ、未使用、使用済み化学物質(廃油、溶媒、反応物質など)
  • 圧縮ガスシリンダー(冷媒など)
  • 汚染された素材・原材料(詳しく説明してください)
  • その他(詳しく説明してください)

生活廃棄物:

  • 電池
  • 蛍光灯電球
  • インク・カートリッジ
  • 廃油やグリース(調理後)
  • 空容器(清掃、消毒、害虫駆除など)
  • 電子廃棄物
  • 石炭燃焼がら(飛散灰、ボトムアッシュ、石炭スラグ)  
  • 廃水処理汚泥(生活廃水)
  • その他(詳しく説明してください)

アップロード例:有害廃棄物マニフェストおよび/または有害廃棄物処理に関する認可証のコピー

有害廃棄物の流れを追跡していますか?

満点を獲得するには、全ての有害廃棄物源を完璧に追跡し、かつライセンスや許可を受けた有害廃棄物処理業者を通じて処分している必要があります。ドラム缶や樽の報告に関する情報については、下記のガイダンスを参照してください。

部分点を獲得するには、全てを追跡しているわけではないが、少なくとも一つの有害廃棄物源を完璧に追跡している必要があります。

質問の意図はなんですか?

質問の意図は、現場で発生するすべての有害廃棄物タイプに対する認識を確立し、発生した廃棄物タイプ別の量および処分方法を追跡することです。廃棄物の削減と転換方法について戦略的な決定を下すには、廃棄物の発生源を知る必要があります。

技術的なガイドライン

すべての有害廃棄物は、その危険な特性のため、現地の法律および規制を満たすべく、十分に追跡および管理する必要があります。有害廃棄物を識別するために、各国には独自の国家危険廃棄物リストおよび危険廃棄物鑑別基準があります。 そういった基準やリストを参照してください。

注意:無害廃棄物を対象とした、質問1の技術的なガイドラインにあるデータ追跡および報告の原則やガイダンスは、有害廃棄物の追跡および報告に適用します。

有害廃棄物は無害廃棄物に比べると、環境や人体の健康にとってより深刻なリスクとなります。そのため、より厳しい管理プロセスが求められます。廃棄物の削減と転換方法について戦略的な決定を下すには、廃棄物の発生源を知る必要があります。 最も発生量が多い廃棄物源の改善を優先することが重要です。

有害廃棄物に関する現地の法律や規制に適合し、廃棄方法(エネルギー回収による削減、リサイクル、焼却など)を改善する機会を知るために、各廃棄物の廃棄方法を明確にすることも重要です。

有害廃棄物が、承認された施設で適切に取り扱われ、処理、処分されていることを定期的に確認することを推奨します。

汚染された物質の例としては、機械を洗浄するために使用された綿やナイロンなどがあります。油圧オイル、潤滑油、インク、化学物質などで汚染された生地は有害廃棄物として扱うことができます。

注意:しかし、有害廃棄物と無害廃棄物の分類は、その国々の法規制によって異なる場合があり、どの「廃棄物」が有害かの分類するため定義が異なる場合があります。工場は廃棄物の法的必要条件に準ずる必要があります。法的必要条件がない場合は、更に厳しい産業ガイドラインを選択してください。

ドラム缶と樽に関する注意:空のドラム缶を処分した場合、缶の 総重量をキログラムかトンで入力してください。例えば、20キログラムの空のスティールドラム缶を25缶処分した場合、「空容器」を選択して500キログラムと入力してください。(25缶 x 20 kgs = 総重量500 kgs)。

液体廃棄物が満杯に詰まったドラム缶を処分した場合、ドラム缶の容量(立法フィート、立法ヤード、ガロン、立法メートル)、あるいは総重量(キログラムかトン)を入力してください。

検証方法

工場の廃棄物データを検証する際、検証者は、工場での廃棄物追跡プログラムで以下のように不正確になる恐れのあるものについては、あらゆる側面を確認する必要があります

  • 最初のデータ収集プロセスおよびデータソース(計量記録、積み荷目録・送り状・レシートなど)
  • データ集計に使用した手順やツール(スプレッドシート計算、単位換算など)

 

一貫していない点や誤りが認めれた場合は、可能な箇所は報告済みの情報を修正し、データ検証フィールドにその旨を詳細に記載します。

該当する場合

  • 必要書類
    • 工場で発生する無害廃棄物全てのリスト
      • 生産廃棄物
      • 包装廃棄物(例、化学物質の缶や容器)
      • 生活廃棄物
    • 「すべての」有害廃棄物(廃棄物処理業者からの請求書、Excelなどのスプレッドシートにまとめられた計量記録などは、裏付けとなる証拠がレビューに利用できる限り問題ありません。)の処分の量と種類(処分先を含む)の両方を追跡するための記録。 記録は、回答された質問すべてに対して報告されている回答と一致している必要があります。
    • すべての有害廃棄物量の追跡方法と測定方法
    • 有害廃棄物取り扱い許可証(該当する場合)
    • 該当する場合、計量器の較正記録(製造元の仕様に従って、など)
    • 該当する場合、記録のある見積り方法
    • 工場の有害廃棄物源を完全に追跡している。レベル1の表のリストにあるエネルギー源全てについて、全ての欄に正確に回答する必要があります。
  • 面接時の質問
    • 経営者層は、主要な有害廃棄物源とその後の流れ(どこで処分されるのか)を説明できる。
    • 主要従業員は以下を認識している。
      • 廃棄物収集プロセス、量の測定、廃棄の種類の追跡を含む、有害廃棄物を追跡するために実施されている手順。
      • 廃棄物データ追跡プログラムおよびデータ品質の維持方法。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 有害廃棄物の発生源
    • 廃棄物量を測定する機器
    • 廃棄物処分のための回収場所

廃棄物処分を行う廃棄物処理業者施設

アップロード例:分別保管場所の写真

貴社が、適切な管理をするために、有害廃棄物と無害廃棄物を分別している場合は、「はい」と回答してください

質問の意図はなんですか?

質問の意図は、貴社が、無害廃棄物と有害廃棄物を、適切な管理を行うために分別することです。

この質問が重要なのは、有害廃棄物と無害廃棄物を別々に処分する必要があるためです。有害廃棄物と無害廃棄物を分別することで、廃棄物の間に不要な反応を防ぐことができ、環境や人体への汚染および害を軽減し、コスト削減を促進します。(廃棄物を混ぜると、有害廃棄物に分類される廃棄物量が増え、処理費用の高い有害廃棄物処理コストが増加することがあります。)また、分別することで、人員が不要に有害廃棄物にさらされることを防ぐことができます(出典: GSCP)。

技術的なガイドライン

最初のステップは、廃棄物に関する、発生、回収および分別、保管、輸送、処理、処分の法的必要条件を満たすことです。   有害廃棄物および無害廃棄物の管理手順(回収、分別、保管、輸送など)が必要です。工場は、無害廃棄物を処理および分別するための十分な作業指示または標準操作手順および標識を提供する必要があります。これにはトレーニング、啓発活動、ポスター、作業指導、どこにどの廃棄物を置くかを示す標識などがあります。廃棄物を取り扱う際、従業員に個人用保護具(PPE) を提供する必要があります。 指導は下記の人物に提供する必要があります。

  • 無害廃棄物を取り扱い、分別する責任者
  • 無害廃棄物を発生させている人物、無害廃棄物をを回収して正しいゴミ箱に分別しなければならない人物(例、食堂、生産フロア、寮などの従業員全員)

検証方法

該当する場合

  • 必要書類
    • 発生した廃棄物の収集、廃棄物の分別(有害廃棄物と無害廃棄物)、有害廃棄物および非有害廃棄物の保管と輸送に関する作業指示書または操作手順書。
    • 廃棄物管理および処理に関する研修の教材と記録。
  • 面接時の質問
    • 主要従業員について:
      • 主要従業員は、廃棄物の収集、分別、保管について研修を受けています。
  • 検査物理的に見る検査対象
  • 工場内の回収場所として、分別廃棄物の置き場所及び、物理的に有害廃棄物と無害廃棄物を分別するための、回収場所にある明確な指示や標識
  • 廃棄物を分別するために確立された手順をサポートする現場証明。例えば、関連する標準手順が作業現場に掲示されている、など。
  • 廃棄物処分のための回収場所は、内容物の危険度に応じて明確に分別され、マークされ、コントロールされていますか?

アップロード例:分別保管場所の写真

有害廃棄物保管場所の要件:

  • 有害廃棄物保管場所は、通気性があり、湿気がなく、天候や火災のリスクから保護されている。
  • 有害廃棄物保管場所は、権限のない従業員は立ち入り出来ないようになっている。(例、鍵がかけられている)  
  • 保管場所内での飲食および喫煙は禁止されている。
  • 有害廃棄物保管場所は明確にマークされている。
  • 液体廃棄物を保管されている場所は、床は丈夫で穴がなく、容器には蓋がされ、液体がこぼれていくような排水溝がなく、液体の漏れがない証拠があること。
  • 可燃性物質は、接地および防爆照明を含む熱源または発火源から離して保管されている
  • 混合できない廃棄物は分離する必要があります。
  • 必要な個人用保護具(PPE)を含む流出対応装備を、利用可能な緊急用アイウォッシュおよび/またはシャワーステーションとともに保管場所の近くに配置しなければならない。

これらの保護場所内では、従業員は適切な個人用保護具(PPE)を使用しなければならない。

有害廃棄物保管容器の要件

  • 保管容器の状態は良く、内容物を収容するのに適切で、しっかりと閉じられ、内容物ははっきりとラベルで記載されている。
  • 容器には蓋が必要です
  • 容器は落下しないように安全に積み重ねて固定する必要があります

容器と容器の間に十分な通路スペースを維持する必要があります

質問の意図はなんですか?

質問の意図は、貴社工場の全域で有害廃棄物容器の適切な保管を確実に行うことです。

有害廃棄物は、無害廃棄物と比較すると、環境と人々の健康にとってより深刻なリスクとなります。そのため、より厳しい管理プロセスが求められます。有害廃棄物を分別し、保管場所と容器を確保して、従業員や環境へのリスクを除去することが重要です。

技術的なガイドライン

工場は、有害廃棄物の保管のための専用の場所を設置する必要があります。 保管場所は下記の特徴を備える必要があります。

  • 保管場所は人、火源、交通量の多い場所から離れていること。
  • 腐食物、可燃物、爆発物は乾燥した涼しい場所に保管し、直射日光を避け、蒸気パイプ、ボイラーや他の熱源から離すこと。 化学物質製造業者や供給者の推奨保管温度に従うこと。
  • 雨水が廃棄物に浸水することを防ぐため、またいかなる漏出が土壌や地下水に染み込むことを防ぐ適切な屋根と床があること。
  • 流出を閉じ込める対策があり、従業員は漏出が起きたときにその対策を講じるようにトレーニングを受けていること。
  • 酸化剤、爆発物、可燃性物質や圧縮ガスの廃棄物が保管されている場所には、消火設備が設置されていること。
  • 充分な通気性があること。 適切に設計、管理されている通気システムがあれば、腐食物質、可燃性物質や毒性蒸気、ガス、霧や浮遊粉じんを作業場所から除去して、有害性を削減することができます。 場所によっては、適切な通気性フードとダクトの完璧なシステムが必要になる場合があります。 また、排気ファンを適切な場所に1つ設置するだけでよい場合もあります。 腐食性物質の保管には、通気システムに耐腐食性のある構造を使用すること。 腐食性物質の量が少なく、空中を汚染しない場合は、特別な通気システムが必要でない場合もあります。
  • 常に鍵をかけて安全を保つこと。 権限のある人物だけが、中に入る許可があること。
  • 入口に適切な警告標識を設置すること。
  • そのエリアに入るために必要な個人用保護具(PPE)リストを表示すること。
  • そのエリアに入るために必要なPPEを提供すること。
  • 簡単な安全データシートを表示すること。
  • 化学物質適合マトリックスに従い適切に分別すること。
  • 分別を間違うと、適合性のない廃棄物同士が反応して、火事、爆発、あるいは有毒ガスの発生の原因となります。
  • 有害廃棄物は、廃棄された化学物質など、その内容に適合する容器に保管します。 材質の選択としては、スチール、アルミ、繊維、プラスチックなどがあり、収容する廃棄物に適合している必要があります。 廃棄物と容器そのものが反応するものであってはなりません。 廃棄物によっては、腐食性が高く、金属容器と反応を起こし、容器を損壊する可能性があります。 プラスチックや、プラスチックが敷かれている容器は、腐食廃棄物を保管するのによい材質です。 スティール製容器は、非腐食性や可燃性液体の保管に向いています。
  • 廃棄物容器は閉じられているか、使用していないときは安全に保たれいること。上部が空いているスキップの場合は、確実にカバーされていること。
  • 廃棄物容器や、ごみ容器は内容物および有害な特徴を明確にラベル表示していること。
  • 廃棄物容器に破損がないこと。
  • 保管場所がネズミや虫の繁殖場所にならなないように、維持管理を実施すること。
  • 施設内の廃棄物保管場所の定期的な点検を、危険性に応じた頻度で行い、上記の要件を常に満たすこと。
  • 保管エリア内のすべての有害廃棄物の状態は、有害廃棄物の名称、発生源、量、特性、廃棄物保管容器の種類、廃棄物の投入日、保管場所、廃棄物の除去日、廃棄物受領部門をしっかり記録する必要があります。

検証方法

該当する場合

  • 必要書類
    • 有害廃棄物の保管と保管場所における状態の記録を確保するための手順は、常に上記の技術ガイダンスに準拠しています。
  • 面接時の質問
    • 経営者層は有害廃棄物の危険性と、汚染を防ぐ重要性を理解している。
    • 主要従業員は、有害物質保管場所の汚染の防ぎ方のトレーニングを受けている。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 廃棄物は特定の場所に保管され、上記の要件全てを満たしている。 (技術ガイダンスを参照してください

アップロード例:分別保管場所の写真

無害廃棄物保管場所の要件:

  • 無害廃棄物保管場所は、通気性があり、湿気がなく、天候や火災のリスクから保護されており、浸透性のない表面に保管されなければならない。
  • 無害廃棄物保管場所は明確にマークされている。
  • 可燃性物質は、接地および防爆照明を含む熱源または発火源から離して保管されている

これらの保護場所内では、従業員は適切な個人用保護具(PPE)を使用しなければならない。

有害廃棄物保管容器の要件:

  • 保管容器の状態は良く、内容物を収容するのに適切で、しっかりと閉じられ、内容物ははっきりとラベルで記載されている。

容器は落下しないように安全に積み重ねて固定しなければならない。

質問の意図はなんですか?

質問の意図は、貴社工場の全域で無害廃棄物容器の適切な保管を確実に行うことです。

無害廃棄物はコンタミのリスクがあります。(例、汚染、廃棄物は、風や生ごみ汚液で散らばります。)また、従業員へのリスクもあります。(例、火災、鋭利な物)

汚液が発生するので、廃棄物は長期間、また大量に保管することはできません。(特に生ごみや金属をコートしているもの、有害物質を含む他の種類の物質) 廃棄物が濃縮して保管されている場所は、たとえ短時間であっても、土壌および地下水の汚染源となる可能性があります。

技術的なガイドライン

保管場所は、業者が廃棄物を回収するのを待っている間、分別された廃棄物を収容可能である必要があります。 無害廃棄物保管場所の一般的な必要条件には下記項目が含まれます。

  • 場所:人や火元から離れていること。
  • 適切な屋根、床、壁があること:雨水が廃棄物に浸水し、汚液が土壌や地下水へ染み込むのを防ぐこと。 床を不透水の表面で保護し(床をカバーする材質はいかなる液体も浸透や通り抜けがないことを意味します)、汚液による土壌汚染を完全に防ぐこと、あるいは無害廃棄物物質(プリント素材、塗料など)をカバーして飛散を避けること。
  • 維持管理:保管場所がネズミや虫の繁殖場所にならなないように維持管理を徹底すること。
  • 消火設備の設置:可燃性廃棄物(紙、段ボールなど)が保管されている場合に必要 。
  • 保管場所の入口と中に適切な警告標識を設置すること。例えば「禁煙」サイン、「食品持ち込み不可」サイン、異なるタイプのリサイクル可能な物の名称と保管場所。 標識は全て目に着く場所に設置し、廃棄物を取り扱つかう従業員が理解できる言葉で表示すること。
  • 危険性がある場合は、保管場所に入るために必要なPPEリストを表示、提供すること(鋭利な物を扱う際には手袋、粉じん廃棄物用のマスクなど)。
  • 施設内廃棄物保管場所の定期的な点検は、廃棄物エンジニアがリスクの大きさに応じた頻度で行い、点検記録を維持保管すること。
  • 保管エリア内のすべての無害廃棄物の状態は、無害廃棄物の名称、発生源、量、廃棄物の投入日、保管場所、廃棄物の除去日、廃棄物受領部門をしっかり記録する必要があります。

汚液とは、液体(雨水など)が廃棄物を通って廃棄物から流れ出たものか、(生ごみに含まれる水分などが)廃棄物を通して滲み出た液体です。廃棄物の種類や古さによって、汚液の組成は様々です。汚液には通常、溶解物質と浮遊物質の両方が含まれます。

検証方法

該当する場合

  • 必要書類
    • 無害廃棄物保管にコンタミが起こらないようにする手順
    • 保管エリアにおける無害廃棄物の状態を記載した記録。
  • 面接時の質問
    • 経営者層は無害廃棄物の危険性と、汚染を防ぐ重要性を理解している。
    • 主要従業員は、無害物質保管場所の汚染の防ぎ方のトレーニングを受けている。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 廃棄物は特定の場所に保管され、上記の要件全てを満たしている。 (技術ガイダンスを参照してください

野焼きを禁止していす。

  • 野焼きが禁止されていない場合、その際に使用される技術、および大気排出の制御方法について説明してください。

屋外投棄は禁止されています。

屋外投棄が禁止されていない場合、その際に使用される技術、および汚染制御方法について説明してください。

質問の意図はなんですか?

工場施設内での廃棄物の野焼きや埋立処分は、土壌や地下水の汚染、噴煙やガス発生からの大気汚染、健康リスクの原因となり得ます(GSCP)。質問の意図は、貴社工場内での野焼きや、施設内投棄を全撤廃を推進することです。

この質問は、どのように工場の改善を推進しますか?

貴社工場施設内での廃棄物の無許可の野焼きや投棄は禁止する必要があります。大気排出は制御、回収、処理されることがないからです。廃棄物ガスは煙突、スタック、通気口を通して放出される必要があります。この方法であれば排出はコントロールすることができ、フィルターを設置して汚染物質を捕らえることができる場合もあります。

技術的なガイドライン

工場施設内(屋内、屋外を問わず)での、大気排出制御設備もなく、また貴社を管轄する環境に関する法的機関からの特別な許可のない廃棄物の焼却や投棄は禁止する必要があります。貴社が施設内で焼却を行う場合、焼却技術、認可プロセス、貴社の大気排出制御方法を、コメント欄に説明してください。 未規制の廃棄物埋立処理(例、適切なライセンスや認可のない埋め立て)は禁止する必要があります。   貴社の有害廃棄物はすべて、ライセンスや認可を受けた業者(法的認定業者)に渡し、固形廃棄物は資格のある第三者業者が管理し、これらの業者が廃棄物を処理して、健康や環境への影響を最小化して規制する必要があります。最終処分、最終処理は、工場施設内で工場の従業員が取り扱ってはなりません。

検証方法

該当する場合

  • 必要書類
    • 工場敷地内における焼却および投棄の禁止方針書
  • 面接時の質問
    • 経営者層と主要従業員は施設内焼却不可方針を認識していること。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 未規制の焼却や埋め立て活動が施設内で行われているかどうか。

「はい」と回答した場合、トレーニングでカバーしたトピックを全て選択してください。

  • 適切な取り扱い
  • 保管と処理に関する技術と手順
  • 廃棄物の最小化のための具体的な業務手順
  • 個人用保護具の使用
  • その他(詳しく説明してください)

何人ぐらいの従業員がトレーニングを受けましたか?

はいの場合、どのくらいの頻度で従業員をトレーニングしますか?

アップロード例:トレーニングを受けた人物のリスト、トレーニング教材(カレンダーを含める)、認定証

トレーニングで、トピックを全てカバーしていれば、満点を獲得します。

全てではないが、トピックをいくつかカバーした場合は、部分点を得ることができます。

質問の意図はなんですか?

質問の意図は、貴社が必要な従業員全員に、適切な廃棄物取り扱い手順を教育することです。

技術的なガイドライン

下記の重要な要素をトレーニングに含めることを推奨します。

  • 適切な取り扱い
  • 法的要件の概要と、不適切な廃棄物とりあつかいと管理による環境への悪影響
  • 有害廃棄物の識別、分別、収集、輸送の方法
  • 有害廃棄物の追跡および計量方法
  • 有害廃棄物の事故防止方針、緊急時の準備および対応手順管理に関する認識
  • 保管と処理に関する技術と手順
  • 廃棄物分別することの明確な環境への利益に関する概要。品質管理や、リサイクル後の価値を最大に高めるオプションを含める。
  • 個人用保護具の配布および使用の管理
  • 廃棄物を取り扱う際の適切な道具と保護用具の使用の導入

トレーニングに追加して、工場は、無害廃棄物の取り扱い、分別、輸送作業の説明や標識を充分に提供する必要があります。

検証方法

該当する場合

  • 必要書類
    • 下記項目を全てふくめたトレーニングに関する書類
      • 適切な取り扱い
      • 有害廃棄物の識別、分別、収集、輸送に関する手順
      • 有害廃棄物の追跡および計量に関する手順
      • 保管と処理に関する技術と手順
      • 廃棄物の最小化のための具体的な業務手順
      • 個人用保護具の配布および使用の管理
  • 面接時の質問
  • 主要従業員は、有害廃棄物トレーニングを実施している。
  • 従業員は、安全手順に従わないことに対するリスクを理解している。
  • 検査物理的に見る検査対象
  • トレーニング手順
  • トレーニング参加登録シート
  • トレーニングに関するテスト結果の記録書類
  • トレーニング時の写真

部分的にあてはまる場合:汚染(大気、土壌、地下)を完璧に規制する予防対策全てが完全には導入され制御されていない場合は、部分点を獲得します。

  • 必要書類
    • 下記項目を何項目か含めたトレーニングに関する書類
      • 適切な取り扱い
      • 有害廃棄物の識別、分別、収集、輸送に関する手順
      • 有害廃棄物の追跡および計量に関する手順
      • 保管と処理に関する技術と手順
      • 廃棄物の最小化のための具体的な業務手順
      • 個人用保護具の配布および使用の管理
  • 面接時の質問
    • 主要従業員は、有害廃棄物トレーニングを実施している。
  • 検査ー物理的に見る検査対象
    • トレーニング手順
    • トレーニング参加登録シート
    • トレーニング結果テストの記録書類
    • トレーニング時の写真

廃棄物 – レベル2

Questions

「はい」と回答された場合、貴社工場がベースラインを設定した廃棄物源を全て選択してください。

  • 廃棄物源
  • ベースラインは絶対値ですか。あるいは正規化したものですか?
  • ベースライン量はいくらですか?
  • 測定単位
  • ベースラインの年を入力してください。
  • どのように基準値を算出しましたか?

基準値を検証しましたか?

質問の意図はなんですか?

廃棄物源の改善や削減を実行するには、スターティングポイントを知ることが重要です。基準値(基準年で設定された期間の年間業績など)を設定すれば、継続的な廃棄物パフォーマンスの追跡や、目標設定のために参照可能な明確な数値を持つことができます。

技術的なガイドライン

基準値は、現状あるいはベンチマークとして長期的に貴社自身を比較するために使用できます。

FEMでは、ベースラインは「絶対値」(報告年次の総廃棄物量。年間1,500トンなど)、あるいは製品1品またはオペレーション指標での「正規化値」(単位製品につき0.15kgなど)で表現することができます。オペレーションの変動を考慮し、データの正規化が推奨されます。それによりデータを前年と比較しやくすなり、ひいてはさらに有用で実用的な分析につながります。

ベースラインを設定する際は、必ず以下を実践してください。

  • 廃棄物データが安定しており、ベースラインを決定するのに利用できることを確認する。 Higg FEMでは、基準値は通常1月から12月までの全てのデータを含まなければなりません。
    • 注意:貴社工場が構造的またはオペレーション面で大幅な変更をした場合(買収や製品タイプの変更など)、通常は、そのような変更が完了した時点でベースラインを設定する、または再設定する必要があります。
  • ベースラインを絶対値とするか正規価値とするか判断する(正規化されたベースラインが推奨されます)。
  • ソースデータおよび正規化された測定基準データが正確であることを検証する。
    • Higg FEM 3.0によって検証された廃棄物量および生産量のデータ、有資格者による内部または外部の監査は、データ検証として認めることができます。
  • 適切なベースライン指標(年間の絶対値、または選択した正規化メトリックで除算して150,000 kg ÷ 1,000,000 個 = 0.15kg/個)を適用する。
    • 注意:生産に関連しない廃棄物発生源については、他の正規化メトリック(食品またはその他一般廃棄物は従業員一人当たりの一色にたいして正規化することができます)を使用する必要があります(該当する場合)。

注意:ベースラインを目標に対する実績の評価に使用する場合は、ベースラインは変更しません。

Higg FEM でのベースラインデータ報告

するべきこと:

  • ソースデータおよび未加工の正規化メトリックデータ(積み荷目録や送り状、計量記録、生産数量など)を合計と突き合わせて確認し、データが正確であることを保証します。(例:廃棄汚物発生源の記録を月に一度再確認し、ベースラインを算出する年間の廃棄量と一致していることを確認します。)
  • FEMで絶対値または正規化値のうち、適切なベースラインタイプを選択します。
  • 適切な単位が報告されていること、ソースデータから報告データへ単位が変換されていることを確認します。
  • ベースラインの年を入力してください。これはベースラインデータの表示年です。
  • ベースライン算出方法を十分かつ詳細に記入します(廃棄物量は、生産される生地1メートルで正規化されている、など)。
  • 以下の場合、「ベースラインは検証されていますか?」の質問には、「はい」のみ選択してください。 ベースラインデータは、前回の Higg FEM 3.0 検証で、または内外の監査に際、有資格者により完全に検証されている。

以下は禁じられています:

  • 正確性に欠けるベースライン(情報源が不明、または未検証)を報告すること
  • 不十分なデータに基づくベースライン(通年のものではないデータなど)を報告する。
  • 検証可能で合理的かつ正確な推定方法やデータ(工学計算など)に基づいていない推定データを報告する。

検証方法

工場のベースラインを検証する際、検証者は以下を確認する必要があります

  • ベースライン報告年を対象に、全てのソースデータ(積み荷目録や送り状、計量記録、製造数量)および集計されたデータの合計、および/または、
  • 必要に応じて、ベースラインデータ検証記録(前回の Higg 検証、データ品質確認、内外の監査など)

 

一貫していない点や誤りが認めれた場合は、可能な箇所は報告済みの情報を修正し、データ検証フィールドにその旨を詳細に記載します。

該当する場合

  • 必要書類
    • 各廃棄物発生源のベースラインおよびベースライン設定プロセスを文書化したもの。また、ベースライン設定の関連データを追跡した書類。
    • ベースラインのデータ検証方法(使用したHigg FEM  3.0 の検証データや内部検証プロセスなど)の裏付け。
  • 面接時の質問
    • 測定基準の管理を担当するチームとの話し合い。担当チームは、基準値のデータ計算および検証方法を明確に説明する必要があります。(Higg FEM 3.0 の検証データを使用して、内部検証プロセスを使用して、外部監査など)
  • 検査ー物理的に見る検査対象
    • 廃棄物発生ポイント
    • 廃棄物保管エリア
    • 廃棄物計量エリア

「はい」と回答した場合、その設定方法を示してください。

  • 廃棄物処理方法
  • ベースライン量はいくらですか? (割合をパーセントで入力してください)
  • ベースラインの年を入力してください。
  • どのように基準値を算出しましたか?

基準値を検証しましたか?

質問の意図はなんですか?

廃棄物処分方法の改善を示すには、スターティングポイントを知ることが重要です。基準値(基準年で設定された期間の年間業績など)を設定すれば、廃棄物処理の追跡や、目標設定の継続的な改善ために参照可能な明確な数値を持つことができます。

技術的なガイドライン

廃棄物処分方法のベースラインは、質問8の廃棄物発生源のベースラインとは異なります。 排気方法のベースラインは、特定の方法で処分される廃棄物の全体の割合(%)に焦点を当てています(年間に工場で発生する廃棄物の60%は埋立処分とされる、など)。

廃棄物処分方法のベースラインを設定する体には、以下を確実に実施してください。

  • 廃棄汚物量データが正確であることを確認します。これには、すべての発生源を含み、ベースラインを設定するのに十分なものであることが必要です。 Higg FEMでは、基準値は通常1月から12月までの全てのデータを含まなければなりません。
    • 注意:貴社工場が構造的またはオペレーション面で大幅な変更をした場合(買収や製品タイプの変更など)、通常は、そのような変更が完了した時点でベースラインを設定する、または再設定する必要があります。
  • 有害廃棄物および無害廃棄物について、工場で発生する(すべての発生源を対象に)廃棄物の総量を算出します。
  • 特定の処分方法(埋立、リサイクル、焼却など)によって廃棄される廃棄物の総量を 焼却算出します。
  • 同一の方法で処分される廃棄物の総量を発生する廃棄物の総量で割ります。 例:
    • すべての発生源から出る廃棄物の総量:年間460,555 kg
    • リサイクル(関連する全発生源)される廃棄物の総量:255,000kg/年
    • リサイクルされる廃棄物のベースライン:55.3%(255,000kg ÷ 460,555kg)

注意:ベースラインを目標に対する実績の評価に使用する場合は、ベースラインは変更しません。

Higg FEM でのベースラインデータ報告

するべきこと:

  • ソースデータ(積み荷目録または送り状、計量記録など)を合計と照らし合わせ、データが正確であることを確認します。 (例:廃棄汚物発生源の記録を月に一度再確認し、ベースラインを算出する年間の廃棄量と一致していることを確認します。)
  • 全ての廃棄物(有害廃棄物および無害廃棄物)発生源が、工場の総廃棄物量、また処分方法別の量に含まれていることを確認します。
  • ベースラインの年を入力してください。 これはベースラインデータの表示年です。
  • ベースライン算出方法の詳細を説明します(リサイクルされる廃棄物の総量を工場で発生する廃棄物の総量で÷、など)。
  • 以下の場合、「ベースラインは検証されていますか?」の質問には、「はい」のみ選択してください。 ベースラインデータは、前回の Higg FEM 3.0 検証で、または内外の監査に際、有資格者により完全に検証されている。

以下は禁じられています。

  • 正確性に欠けるベースライン(情報源が不明、または未検証)を報告すること
  • 不十分なデータに基づくベースライン(通年のものではないデータなど)を報告する。
  • 検証可能で合理的かつ正確な推定方法やデータ(工学計算など)に基づいていない推定データを報告する。

検証方法

工場のベースラインを検証する際、検証者は以下を確認する必要があります

  • ベースライン報告年を対象に、全てのソースデータ(積み荷目録や送り状、計量記録、製造数量)および集計されたデータの合計、および/または、
  • 必要に応じて、ベースラインデータ検証記録(前回の Higg 検証、データ品質確認、内外の監査など)

 

一貫していない点や誤りが認めれた場合は、可能な箇所は報告済みの情報を修正し、データ検証フィールドにその旨を詳細に記載します。

あてはまる:

  • 必要書類
    • 各廃棄物処理のベースライン設定プロセスを文書化したもの。また、ベースライン設定の関連データを追跡した書類。
    • ベースラインのデータ検証方法(使用したHigg FEM  3.0 の検証データや内部検証プロセスなど)の裏付け。
    • 廃棄物処理業者の契約書 廃棄物処理データおよび手順説明の記録。
  • 面接時の質問
    • 測定基準の管理を担当するチームとの話し合い。担当チームは、基準値のデータ計算および検証方法を明確に説明する必要があります。(Higg FEM 3.0 の検証データを使用して、内部検証プロセスを使用して、外部監査など)
  • 検査ー物理的に見る検査対象
    • 工場や廃棄物処理業者の施設で廃棄物処理を行う方法

貴社工場が量や改善目標を設定した廃棄物源を全て選択してください。

  • この廃棄物源からの、廃棄物量の目標変動値はいくらですか? 削減目標に対しては、必ず負のパーセント(%)値を入力します
  • 目標年はいつですか?

この目標を達成するための計画について述べてください。

満点を獲得するには、貴社で発生する総廃棄物量の、80%以上を占める廃棄物量について目標を設定する必要があります。

部分点を獲得するには、貴社の総廃棄物量の、50~79%を占める廃棄物量について目標を設定する必要があります。これは、環境に与える影響がもっとも大きい最大の廃棄物発生源を削減したことに得点を与えるものです。

ご注意ください:満点または部分点は、選択した発生源およびそれに対する改善の目標に関する報告に基づいて自動的に計算されます。

質問の意図はなんですか?

質問の意図は、貴社工場に対し廃棄物の削減目標を少なくとも一つ設定することにあります。

サステナブルな企業は、環境へのネガティブな影響の最小化に向けて継続的に取り組みます。工場で発生する廃棄物の量(「ベースライン」)がわかったので、発生する廃棄物の量を減らすための目標を設定する準備が整いました。

注意:廃棄物の量と処分方法の目標を分けることができます。この質問は、特定の廃棄物源の廃棄物量に焦点を当てています。

目標は長期的でも短期的でも構いません(短期は3年未満、長期は3年を超えるものです)。一旦目標を設定すれば、少なくても四半期毎に進捗を見直し、目標実現に向けて順調に進めるために必要な調整を必ず行ってください。

技術的なガイドライン

目標は、絶対値または正規化された基準を使用して、設定日ごとに数量化して基準値と比較した改善を推進することができます。 Higg FEMに対しては、削減目標は製造量単位(「製造現場情報」項目の年間ボリューム単位で選択)、またはその他適切なオペレーション指標で正規化することができます。正規化された目標値は、生産の削減などのビジネスの変化の結果ではなく、実際に進捗が見られる時期を示します。規準化目標の例としては、販売可能な製品の製造単位あたりの生産で発生する廃棄物のキログラム数があります (kg/kg)。

Higg FEMでは、正式な目標値が設定されている場合、この質問に「はい」と回答することができます。正式な改善目標を確立する際には、以下を必ず行うようにしてください。

  • 改善の機会とアクション(原材料やパッケージの変更、プロセスの変更、機器の交換など)の正式な評価に基づいて目標を設定し、削減できる廃棄物の量を算出します。
    • 例:設備仕様の正式な見直しと計画されたオペレーションに基づいて計算された、生地1メートルあたり15%の生地廃棄物の削減が見込まれるレーザー切断機の購入の評価に基づいた目標設定。
  • 正確な目標値を決定し、パーセンテージで表示します(製品あたりで正規化された生地の廃棄量を5%削減、など)。これは、上記の通り、正式な評価に基づくものでなければなりません
  • 目標値を絶対値か、または製造指標または運営指標に対する正規化値か決める。
  • 目標の開始日(「ベースライン」)を設定する
  • 目標の最終日を設定する。これは、必要な改善の完了予定日を意味します
  • 適切な測定単位を決める。
  • 目標をレビューする手順を確立する。これには、実行された内容や決められた目標達成への進捗を含みます。 四半期に一度のレビューが推奨されます。
  • 工場現場の廃棄物の削減の目標に適合していることを確認します(現場での最も大きい廃棄物発生源に焦点をあてている、など)

Higg FEM での目標報告

するべきこと:

  • 目標をレビューし、前述のポイントがすべて含まれていること、情報が正確であることを確認します。
  • 削減目標値をパーセントで入力します。 削減目標値は必ず負のパーセント値で入力してください(5% の削減には「-5」)
  • FEM で絶対値または正規化値のうち、適切な目標タイプを選択します。
  • 「この目標を達成するために計画された対策を説明してください」のフィールドで、目標をどのように達成するかについて詳細に説明します(たとえば、原材料の配送に再利用可能なカートンに切り替えることで、正規化された段ボール廃棄物を3%削減します)。

 

以下は禁じられています:

  • 正確性に欠ける目標(情報源が不明、または未検証)を報告すること
  • 不十分なデータに基づく目標を報告すること (例:表明した目標を達成するためのプロセスや機器の変更や素材の変更など、オプションの正式な評価に基づいていない、または目標達成のためのアクションが決定されていない削減目標。)
  • 検証可能で合理的かつ正確な推定方法やデータ(工学計算など)に基づいていない推定目標値を報告する。

検証方法

工場の目標を検証する際、検証者は以下を確認する必要があります

  • 目標を検証するための裏付けとなる証拠(計算方法、廃棄物量データおよびベースライン、新規のまたは提案されている機器の仕様など)はすべて、改善に向けた機会を正式に評価したものに基づいている。
  • 目標と評価された機会が工場の廃棄物に関連していることを確認するための、廃棄物の発生源に関する工場のオペレーション。

 

一貫していない点や誤りが認めれた場合は、可能な箇所は報告済みの情報を修正し、データ検証フィールドにその旨を詳細に記載します。

満点:  

  • 必要書類
    • 削減や改善の機会を正式に評価した上で目標が設定されていることの裏付けとなる書類(計算方法、廃棄物量データおよびベースライン、新規のまたは提案されている機器の仕様など)
    • 目標がどのように計算されたかを示すメソドロジーと計算方法
    • 目標達成のための対策やアクションのリスト
  • 面接時の質問
    • 目標の管理を担当するチームとの話し合い。チームは、目標の設定方法(改善機会の評価から計算された削減量に基づく、など)、監視方法、確認方法について、明確に説明し示す必要があります。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 廃棄物削減目標戦略を裏付ける証拠

「部分的にあてはまる」と回答した場合

  • 「はい」と回答した場合と同じ要件が求められますが、総廃棄物量のうち、複数の発生源(あるいは一種類の発生源)の合計50~79%に適用されます(このデータは、質問1の使用率計算で算出したものです)。

「はい」と回答した場合、その設定方法を示してください。

  • 廃棄物処理方法
  • この処理方法に対する目標変動値はいくらですか?
  • 目標年はいつですか?

この目標を達成するための計画について述べてください。

発生した廃棄物の総量と処分方法で別々のベースラインを設定する必要がある場合があることに注意してください。 これら目標は、処理方法に焦点を当てています。

質問の意図はなんですか?

工場での廃棄物処分方法の改善目標を最低1件の目標を設定してもらうことです。

サステナブルな企業は、環境へのネガティブな影響の最小化に向けて継続的に取り組みます。これで、特定の方法(埋め立て、リサイクルなど)によって処分される工場の廃棄物の割合(ベースライン)がわかったので、環境への影響を減らすために、廃棄物の処分方法を改善する目標を設定する準備が整いました。

目標は長期的でも短期的でも構いません(短期は3年未満、長期は3年を超えるものです)。一旦目標を設定すれば、少なくても四半期毎に進捗を見直し、目標実現に向けて順調に進めるために必要な調整を必ず行ってください。

技術的なガイドライン

廃棄物による環境への影響を最低限に抑えることは、発生する廃棄物の量を減らす、または環境に優しい処分方法を採用することで達成することができます。 以下に廃棄方法の改善例をご紹介します。

  • 外部のリサイクル業者や生物学的処理に送る廃棄物の量を増やし(無害な生産廃棄物のリサイクルや食品廃棄物の生物学的処理など)、エネルギー回収なしで廃棄物を埋立処理や焼却から転換します。
  • 廃棄物の使用可能な部分を回収する処分または処理方法に切り替えます(埋め立てではなくエネルギー回収型焼却を行う、など)。

注意:廃棄物処分方法を改善するには、多くの場合、廃棄物処理業者と協力して、利用できる好ましい処理方法を評価する必要があります。

廃棄物処理または処理方法の改善を評価する場合、次の階層を使用できます(1が最も好ましいオプションです)。

  1. 廃棄物源の削減および再利用またはアップサイクリング
  2. リサイクル
  3. エネルギー/材料回収(エネルギー回収型焼却など)
  4. その他の処理方法(生物的処理、エネルギー回収を伴わない焼却など)
  5. 埋立処分

Higg FEMでは、正式な目標値が設定されている場合、この質問に「はい」と回答することができます。 正式な改善目標を確立する際には、以下を必ず行うようにしてください。

  • 改善の機会と行動の正式な評価(廃棄物処理業者と協力して利用可能な廃棄物処理の代替案を確認する、など)に基づいて目標を設定し、好ましい方法で処理できる廃棄物の量を算出・種類を特定します。
    • 例:すべての布とプラスチックの梱包材を埋め立て地ではなく、リサイクル業者に送るという評価に基づいて目標を設定すると、リサイクルに該当する廃棄物が25%増加すると予想されます。  注意:処理業者に材料をリサイクルする能力があり、適切な技術および処理の許可を得ていることを確認する必要があります。
  • 正確な目標量を設定し、パーセンテージ値で表します(エネルギー回収型焼却による廃棄物処理を15%増やす、など)。これは、上記の通り、正式な評価に基づくものでなければなりません
  • 目標の開始日(「ベースライン」)を設定する
  • 目標の最終日を設定する。これは、必要な改善の完了予定日を意味します
  • 目標をレビューする手順を確立する。これには、実行された内容や決められた目標達成への進捗を含みます。 四半期に一度のレビューが推奨されます。
  • 目標が工場の廃棄物処理方法の改善に関連していることを確認します(新しい処理方法は環境への影響を軽減する、など)。

Higg FEM での目標報告

するべきこと:

  • 目標をレビューし、前述のポイントがすべて含まれていること、情報が正確であることを確認します。
  • 削減目標値をパーセントで入力します。 削減目標に関しては、必ず負のパーセント値で入力してください。(5%の削減には、「-5」)。また、使用量増の目標に関しては、正のパーセント値を入力してください(増量5%増の場合は、「5」)
  • 「この目標を達成するために計画した方法を説明してください」のフィールドに、目標がどのように達成されるかについて詳細に説明します(たとえば、実績のある繊維リサイクル業者に布スクラップを送ることにより、リサイクルされる廃棄物を10%増加する)。

 

以下は禁じられています。

  • 正確性に欠ける目標(情報源が不明、または未検証)を報告すること
  • 不十分なデータに基づく目標を報告すること(例:表明した目標を達成するための新規廃棄物処理業者などオプションの正式な評価に基づいていない、または目標達成のためのアクションが決定されていない削減目標。)
  • 検証可能で合理的かつ正確な推定方法やデータ(工学計算など)に基づいていない推定目標値を報告する。

検証方法

工場の目標を検証する際、検証者は以下を確認する必要があります

  • 目標を検証するための裏付けとなる証拠(計算方法、廃棄物量データおよびベースライン、新規のまたは検討中の廃棄物処理方法など)はすべて、改善に向けた機会を正式に評価したものに基づいている。
  • 目標と評価された機会が工場の廃棄物に関連していることを確認するための、廃棄物の発生源に関する工場のオペレーション。

 

一貫していない点や誤りが認めれた場合は、可能な箇所は報告済みの情報を修正し、データ検証フィールドにその旨を詳細に記載します。

該当する場合

  • 必要書類
    • 廃棄物の転換改善目標と戦略/廃棄物管理計画
    • 削減や改善の機会を正式に評価した上で目標が設定されていることの裏付けとなる書類(廃棄物量データおよびベースライン、新規のまたは検討中の処分方法など)
    • 目標がどのように計算されたかを示すメソドロジーと計算方法。
    • 目標達成のための方法やアクションのリスト
  • 面接時の質問
    • 目標の管理を担当するチームとの話し合い。 チームは、目標の設定方法(改善機会の正式な評価に基づく、など)、監視方法、確認方法について、明確に説明し示す必要があります。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 廃棄物転換改善目標の戦略を裏付ける証拠

計画のコピーをアップロードしてください。

これは廃棄物削減計画で、廃棄物消費における削減目標を達成するために策定された特定の行動を明示していなければなりません。

以下に当てはまる場合は「はい」と回答ください。実行計画を実施しており、それが目標に掲げる削減や改善を達成するための対策を実行していることを証明できる。

以下に該当する場合は「部分的に当てはまる」と回答ください。実行計画はあるが、全ての実行項目を開始しているわけではない場合。

ここから、実行計画のサンプルをこちらからダウンロードすることができます。

注意:改善における実際の%をスコア化するものではありません。工場が最後の5-10%の廃棄物管理機会について取り組むことは、非常に難しい課題だからです。改善を始めたばかりの工場に間違って多くの得点を与え、改善においてトップを走る工場に少ない得点を与えることを望むところではありません。

質問の意図はなんですか?

質問の意図は、貴社工場が(量あるいは最終処分の)廃棄物管理改善の実行計画を作成することです。

目標設定は、組織的に廃棄物を管理するための重要なステップですが、削減を行うためには、行動をおこすことが必要です。実行計画があれば、貴社が目標とする削減や廃棄物の転換を達成するために取り組んでいる対策を証明することができます。 工場によっては、目標を設定していない実行計画があるかもしれません。

技術的なガイドライン

これは貴社にとって、貴社工場で実践中の廃棄物管理プロジェクトの事業プロセスを全て書面化するよい機会です。

書面化には下記の実行のためのステップを含める必要があります。

  1. 廃棄物改善の機会を特定する
  2. 廃棄物管理の代替案を評価する
  3. 改善項目に優先順位を付け、進歩をタイムラインで示す
  4. 選択した解決策のための資金を承認する
  5. 解決策を実施し、削減を書面化する
  6. チームやスタッフを選任し、進行状況を追跡および監視する
  7. 改善プロジェクトの進捗を確認するため、定期的に見直しを実施する。

実行計画の作成の仕方とは?

経営者層および廃棄物処理業者のコミットメント、従業員の意識および参加により、確実に、改善の機会が特定され、解決策が提案され、変化がもたらされます。提案した解決策をうまく実行するのに必要であれば、変革には資本や経費が使われます。効果的に廃棄物管理の機会を特定するために、廃棄物最小化監査を行うことができます。監査では、一般的に、施設内で発生した廃棄物の組織的評価を行い、廃棄物による環境やコストへの影響を削減する機会を特定できます。 これには第三者コンサルテーション、文献や技術研究、デザイン事務所や、解決実施に向けた、他の可能性のある工程におけるパイロットテストなどが関係してきます。

目標の達成に関連するすべての活動は実行計画の一部であり、組織化され調整された進捗手順を最初から確実に実施し、進んでゆくタイムラインで改善項目に優先順位付けする必要があります。この計画を作成したら、確実に効果的に実行するために、実施チームを編成することが推奨されます。このチームに任命される人員は、明確な役割と責任を持つ必要があります。   実行計画は最低でも1年に一度は見直しを行い、少なくとも改善プロジェクトの詳細、適切な実行タイムラインおよび責任当事者を含める必要があります。

検証方法

該当する場合

  • 必要書類
    • 廃棄物管理の環境パフォーマンス改善の管理および実施計画を行っている。  
  • 面接時の質問
    • 廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および実施計画について、経営層は主要従業員に対する通知を行ったことがある。
    • 主要従業員は、廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および実施計画について理解している。
    • 廃棄物処理請負業者は、廃棄物管理の環境パフォーマンス改善を管理および実施する計画を伝えられています。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および実施計画は、従業員がすぐに利用できるものである。
    • 工場および廃棄物処理請負業者のサイトにおいて、計画を裏付けるものがある。る。  

「部分的にあてはまる」と回答した場合

  • 必要書類
    • 工場で、廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および実施計画の作成が進行中である。
  • 面接時の質問
    • 経営層は、廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および実施計画の作成、完了方法を理解している。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 工場が廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および実施計画の作成段階にあることを裏付けるものがある。
    • 計画を完成させるための明確な次のステップがある。
  • 貴社工場で改善された廃棄物の発生源をすべて選択してください。
  • 基準年を選択してください。
  • 数量
  • 測定単位
  • 変化率

この改善を達成するために行った戦略を記述してください。  

満点を獲得するには、廃棄物総量の80%以上を占める廃棄物発生源を削減している必要があります。

廃棄物総量の50~79%を占める廃棄物発生源を削減した場合は、部分点を獲得します。これは、環境に与える影響がもっとも大きくなる最大の廃棄物発生源を削減したことに対する報酬です。

「2019年には、製品あたりの有害廃棄物量(kg)を50%削減した」など規準化した値で削減を示すことを奨励します。これは、原単位が生産量の削減などビジネスの変化による削減ではなく、実際の改善を示すためです。  

質問の意図はなんですか?

持続可能性とは継続的な改善活動の道程です。成功するときは、追跡、目標設定、目標達成のための実施計画の実行などがを含めた大規模な取り組みの結果がでたときです。この質問は、HiggFEMの報告年次に行われた定量化可能な廃棄物管理表示の改善を報告する機会を提供します。前年の成功を追跡することで、工場は持続可能性に対してコミットした結果から達成した改善を示すのです。

これは、追跡、目標設定、行動計画作成といったハードワークを経て、影響を低減したことを示す良い機会です。貴社で達成してきたことを共有するため、この質問を活用してください。

技術的なガイドライン

改善は絶対値または正規化値のいずれかで構いませんが、正規化された削減量で示すことが推奨されます(使用済みのカートン廃棄物処理は、報告年次に0.015kg/単位削減された、など)。これは、規準化されたメトリックが、生産量の削減などビジネスの変化による削減ではなく、実際の改善を示すためです。

FEMでは、この質問に「はい」と回答するためには、前年比の改善を証明することが要求されます。貴社での廃棄汚物削減を評価する際は、以下を必ず行って下さい。

  • 廃棄物発生源データと合計データを確認し、データおよび自動計算が正確であることを保証します。
  • 改善のために取られた行動を確認し、そのデータを過去の廃棄物データと比較して改善量を決めることにより、測定可能な改善がもたらされたか判断します。 注意:過去データが正確なものであることも検証する必要があります。
    • 例:5台のレーザー切断機を設置することで、製造単位あたり0.02kgの布廃棄物が削減された。これは、前年の正規化された廃棄物データの8%削減にあたる。

注意:工場建設や解体(C&D)の廃棄物は、ベースラインおよび削減実績には含まれません。 また、削減量は現場で行われた方法に基づきます。

Higg FEM での改善報告

するべきこと:

  • 改善データをレビューし、前述のポイントがすべて含まれていること、情報が正確であることを確認します。
  • 改善量を絶対値または正規化値で入力します。これは、そのエネルギー源に対するエネルギー使用量の前年比の変化です。 (例:前年の消費量 – 報告年の消費量=エネルギー使用量の変化)。必ず削減には負の値(正規化された削減量 0.05 kg/個には-0.05など) を入力してください。また、増加には正の値(正規化された再生可能エネルギー使用増加量 0.03kg/個、など) を入力してください。
  • 改善値には適切な単位を選択してください。(適切な単位がなければ、「この改善を達成するための戦略について説明してください」のフィールドにその旨を記載してください。)
  • 前年からの廃棄物量の変化の割合(%)を入力します。 削減目標に関しては、必ず負のパーセント値で入力してください(5%の削減には、「-5」)。また、使用量増の目標に関しては、正のパーセント値を入力してください(増量5%増の場合は、「5」)
  • 「この改善を達成するために実施される戦略を説明してください」のフィールドに詳細を記入します(たとえば、原材料用の包装容器を再利用可能なものに切り替えることにより、正規化された廃棄物の発生量が削減された)。

 

以下は禁じられています。

  • 正確性に欠ける改善結果(情報源が不明、または未検証)を報告すること
  • FEM報告年次に達成できなかった改善案(1年を超える以前の改善結果を報告することはできません)を報告すること
  • 生産量や工場操業の削減に深く関連する改善結果を報告することそのためデータの正規化が重要です。
  • 不十分なデータに基づく改善結果を報告すること(例:全体的に削減は達成されたが、それは測定可能なまたは削減を達成するために定められたアクションではなかった。)これはこれは、改善結果が大きくない場合(1~2%を下回る)には特に重要です。また、測定や追跡の誤りおよび/または操作上の変動性に起因することが考えられます。

検証方法

工場の改善を検証する際、検証者は以下を確認する必要があります

  • 報告されている削減量を検証するための裏付けとなる証拠(廃棄物量データ、ベースラインなど)はすべて、正確で廃棄物量削減のための測定可能な実践に基づいている。
  • 改善を達成するために実施された変化やアクション。

 

一貫していない点や誤りが認めれた場合は、可能な箇所は報告済みの情報を修正し、データ検証フィールドにその旨を詳細に記載します。

満点:  

  • 必要書類
    • 総廃棄物の80%に相当する発生源について、削減したことを示す廃棄物追跡報告と消費記録
    • 廃棄物削減が生産量や従業員数の減少だけから行われたのではないことを示す、廃棄物削減への取り組みの証拠。
  • 面接時の質問
    • 廃棄物管理を担当するチームとの話し合い。チームは、改善を達成した方法を明確に説明し、示す必要があります(取られたアクション、変化の測定および算出方法など)。
    • 管理者wは、廃棄物の削減に関連する主要な慣行を現場で積極的に実施することを推進しています。
    • 管理者は、認識されている国際標準の慣行が、自身のセクターや地域の廃棄物削減に関連していることを理解しています。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 戦略リストに挙げられた改善に寄与した工場内手順

部分点  

  • 上記で「はい」と回答した場合と同じ要件が求められますが、製造現場の総廃棄物のうち、発生源を合わせて(あるいは単一の発生源)で50~79%に相当するものに適用されます。

「はい」と回答した場合、その設定方法を示してください。

  • 基準年を選択してください。
  • 変化のパーセンテージはいくらですか?

この改善を達成するために行った戦略を記述してください。  

質問の意図はなんですか?

持続可能性とは継続的な改善活動の道程です。成功するときは、追跡、目標設定、目標達成のための実施計画の実行などがを含めた大規模な取り組みの結果がでたときです。この質問は、このFEM報告年ジンに廃棄物処理方法において達成された定量化可能な改善について報告する機会を提供します。前年の成功を追跡することで、工場は持続可能性に対してコミットした結果から達成した改善を示すのです。

これは、追跡、目標設定、実行計画作成といった努力を経て、影響を低減したことを示す良い機会です。貴社で達成してきたことを共有するため、この質問を活用してください。

技術的なガイドライン

廃棄物処理方法の改善は、環境に優しい望ましい処分または処理方法に廃棄物を転換することによって実証できます。例:埋め立て地に送る代わりに、エネルギー回収型焼却で処理する、またはリサイクルする廃棄物の量を増やす。

注意:廃棄物処分方法は、工場が講じた措置に起因する必要があります(廃棄物処理業者との協力など)。

HiggFEMでは、この質問に「はい」と回答するためには、前年比の改善を証明することが要求されます。 貴社で改善を評価する際は、必ず以下を行って下さい。

  • 廃棄物データと合計データを確認し、データおよび自動計算が正確であることを保証します。
  • 改善のために取られた行動を確認し、そのデータを過去の廃棄物データと比較して改善量を決めることにより、測定可能な改善がもたらされたか判断します。 注意:過去データが正確なものであることも検証する必要があります。
    • 例:高度な技術を使用している新規の材料リサイクル業者に外部委託することにより、工場はリサイクルされる廃棄物の総量を25%増やすことができた。

Higg FEM での改善報告

するべきこと:

  • 改善データをレビューし、前述のポイントがすべて含まれていること、情報が正確であることを確認します。
  • 前年からの廃棄物処分方法における変化の割合(%)を入力します。 削減目標に関しては、必ず負のパーセント値で入力してください(5%の削減には、「-5」)。また、使用量増の目標に関しては、正のパーセント値を入力してください(増量5%増の場合は、「5」)
  • 「この改善を達成するために実施される戦略を説明してください」のフィールドに詳細を入力します(たとえば、布地および皮革の両方の廃棄物は現在、埋め立て地ではなく材料リサイクル業者に送られている)。

 

以下は禁じられています。

  • 正確性に欠ける改善結果(情報源が不明、または未検証)を報告すること
  • FEM報告年次に達成できなかった改善案(1年を超える以前の改善結果を報告することはできません)を報告すること
  • 生産量の減少や工場オペレーションの削減にのみ関連する改善結果を報告すること
  • 不十分なデータに基づく改善結果を報告すること(例:全体的に削減は達成されたが、それは測定可能なまたは削減を達成するために定められたアクションではなかった。)これはこれは、改善結果が大きくない場合(1~2%を下回る)には特に重要です。また、測定や追跡の誤りおよび/または操作上の変動性に起因することが考えられます。

検証方法

工場の改善を検証する際、検証者は以下を確認する必要があります

  • 廃棄方法について報告された改善を検証する裏付けとなる証拠(廃棄物量データ、廃棄物処分記録、ベースラインなど)はすべて正確であり、工場の行ったアクションに起因している必要があります。
  • 改善を達成するために実施された変化やアクション。

 

一貫していない点や誤りが認めれた場合は、可能な箇所は報告済みの情報を修正し、データ検証フィールドにその旨を詳細に記載します。

 

該当する場合

  • 必要書類
    • 報告された量(総廃棄物の割合として)が環境への影響を減らす結果となる処分方法に転換されたことを示す廃棄物の量と処分の記録。
    • 改善がどのように計算されたかを示す文書化されたメソドロジー(総廃棄物の割合として)
    • 改善は、工場が講じた対策(廃棄物処理業者との協力など)に起因するものであり、生産量や従業員数の減少だけが原因ではないという証拠。
    • これらの改善を達成するための計画/戦略の記述
  • 面接時の質問
    • エネルギー使用の管理を担当するチームとの話し合い。 チームは、改善を達成した方法を明確に説明し、示す必要があります(取られたアクション、変化の測定および算出方法など)。
    • 管理者は、廃棄物処理方法を改善するという概念と、サイトの廃棄物を優先処理方法に転換する割合が増加しているかどうかを理解しています。
    • 管理者は、再利用やリサイクル、エネルギー回収型焼却などの望ましい処分の代替案に転換される廃棄物の割合を増やすことに関連して、優れた慣行を現場で実施することを積極的に促進または承認しています。
    • 管理者は、認識されている国際標準の慣行が、自身のセクターや地域の廃棄物削減に関連していることを理解しています。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 戦略にリストされている廃棄物転換の改善に貢献した、工場または廃棄物処理請負業者のプロセス

廃棄物 – レベル3

Questions
  • あてはまる場合は、証拠となる書類をアップロードしてください。
  • 廃棄物処理中、確実に適切な処分をおこなうため、廃棄業者とどのように協業しているか明記してください

質問の意図はなんですか?

意図するところは、すべての有害廃棄物の最終処分と処理を確認することです。 業務フローおよび業者の環境パフォーマンス確認手順など、そのように廃棄業者と関わっているか記述する必要があります。

技術的なガイドライン

有害廃棄物は、不適切に処理され廃棄されると、環境に深刻な危険をもたらします。廃棄業者が貴社工場から有害廃棄物を適切に輸送、保管、処理、廃棄していることを確認することで、もうワンステップ先に進めば、貴社工場はすぐれた実践を行っているとみなされます。工場は、3年ごとに請負業者を審査、検証、確認する必要があります。

工場は、業者選択過程において、廃棄業者を評価し、また定期的な評定によって廃棄業者が法を遵守し、契約条項に従って業務を行っていることを確認する必要があります。

廃棄物管理業者の評価を行う際には、以下を考慮してください。

  • 請負業者の廃棄物処理業者資格(事業許可、環境認可、報告書など)。
  • 廃棄物処理請負業者のデューデリジェンスと法的環境における実績(過去の違反)
  • 全体的な環境パフォーマンス
  • 業者のサービスを使用することのコスト費用対効果(GSCP)

契約締結後、定期評定の実施 廃棄業者評価の対象項目:

  • 廃棄物を追跡可能で安全な方法で輸送するプラクティスを実施し、廃棄物は常に分離して適切にラベル付けしなければならない
  • 工場の床は不浸透性、適切なセキュリティ、防火/防水設備を備えている
  • 自社内外で不法な投棄や焼却を行っていない
  • 従業員に個人用保護具を提供する、トレーニングを実施する、機械の安全を確保するなど、人員の安全衛生慣行を実施している
  • 環境への影響を減らすために、最適化された廃棄物処理方法(有害廃棄物のリサイクルや、エネルギー回収によるを伴う有害廃棄物の焼却など)を実施しているか

検証方法

該当する場合

  • 必要書類
    • 有害廃棄物「すべての」最終処分確認の記録
    • 業者を検証している3年ごとの記録
  • 面接時の質問
    • 経営層は、廃棄物処理中の廃棄業者の環境パフォーマンスを確認するために、業者とどのように協業しているか説明することができる
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 工場が、過去3年感廃棄業者の廃棄処理を確認していることの証明
  • あてはまる場合は、証拠となる書類をアップロードしてください。
  • それがどのように実施されているか記述してください。

アップロード例:埋立処分/焼却から90%以上転換していることを示す廃棄物リストおよび廃棄物マニフェスト  

埋立てごみゼロとは、廃棄された素材すべての90%以上について埋立、焼却、環境への排出を避け、転用すること、と定めています(UL 2799 埋立てごみゼロ)。そこで、次に該当する場合は、

「はい」
と回答してください。貴社では、廃棄物総量の90%以上を転換していることを提示することができる。

質問の意図はなんですか?

その意図は、貴社工場がエネルギー回収を伴わない埋立処分または焼却からすべての廃棄物を転換することです。廃棄物処理は、経済的には最も不利で、環境的に有益な廃棄物管理オプションと見なされます。このポイントを獲得する資格を得るには、工場は、最適化された代替法(削減、再利用、リサイクル、生物的処理)、クローズドループ材料回収プログラム、または管理されたエネルギー回収率を伴う焼却によって、エネルギー回収を伴わない埋立処分や焼却から、すべての廃棄物の少なくとも90%を転換させる必要があります。

技術的なガイドライン

成熟工業経済は文字通りのゼロエミッションには到達できず、廃棄物をゼロに導くさまざまなしきい値(境界線)が存在することが認識されています。この質問は、全廃棄物の90%を埋立処理、エネルギー回収を伴わない焼却、および環境から転換させることによって、工場が廃棄物削減におけるすぐれた実践を実現することを願うものです。条件は、Zero Waste International Alliance(ZWIA)が「ゼロ・エミッション(Zero Waste)」(http://zwia.org/standards/zero-is-zero/)として定義するものです。

「ゼロ・エミッション」により近づくための有用な階層は、以下でご確認ください:http://zwia.org/standards/zero-waste-hierarchy/

UL 2799標準(埋立処分に対するゼロ・エミッション)はこちらから参照ください。

https://standardscatalog.ul.com/standards/en/standard_2799_3

真の廃棄物「ゼロ」を実現することは、不可能ではないにせよ、ひじょうに困難なことです。その現実を考えると、実証する最も重要な2つの側面は次のとおりです。

  1. 実行可能で最適化されたすべての廃棄物転換オプションを考慮する
  2. 残存材について調査し、この情報を使用してシステムを再考し、再設計、削減、再利用、リサイクルを行い、さらなる廃棄を防止する 残存材について積極的な考えを示すことができれば、この時点で 「ゼロエミッション」を満たすことになります。

検証方法

該当する場合

  • 必要書類
    • 全廃棄物を対象に、廃棄物の流れおよびその処理過程を記録した書類
    • 残った廃棄物すべてを調査し、転換する準備を行う手順を記載した書類
  • 面接時の質問
    • 経営層は、すべての最適化された廃棄物転換オプションをどのように実施するか、また残りの廃棄物をどのように将来の転換化していくべきかを認識しており、説明することができます。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • この計画をサポートする証拠
    • 廃棄物処理請負業者の現場調査
    • 残存資材の転換設備、または現場調査
  • あてはまる場合は、その方法を説明してください。

アップロード例:同等以上の価値のある製品にリサイクルされる廃棄物のタイプと量を示す写真やプロセスフロー  

質問の意図はなんですか?

その意図は、アップサイクルまたはクローズドループを確立することを工場に奨励することです。そういった手法をとることで、以前廃棄された製品をバリューチェーンに戻し、工場で発生した廃棄物を削減、再利用、リサイクルします。

技術的なガイドライン

アップサイクリングは、副産物、廃棄物、無用および/または不必要な製品を、より良い品質、または環境に対する価値が高い新しい材料または製品に変換するプロセスです。

使用済みの衣類や布帛を用いて新しい衣類やを製造するリサイクルする、使用済のペットボトルから生地を作る、ボイラー室の石炭灰をアップサイクリングし、れんがを製造するなどは、アップサイクリングの例です。工場は、廃棄物をアップサイクリングするクリエイティブな方法を見つけ出すため、材料業者、バイヤー、廃棄物管理業者を巻き込むことができます。  

  循環型経済とは、エネルギーと材料のループを遅くしたり、閉じたり、狭めたりすることにより、投入されたリソースと廃棄物、排出、エネルギーの漏れを最小限に抑える再生システムです。これは、長期にわたる設計、維持管理、修理、再利用、再製造、改修、リサイクル、およびアップサイクルによって実現されるものです。これは、「取る、作る、捨てる」という生産モデルの線形経済とは対照的なものです。

  以下は、クローズドループサプライチェーンの4つの側面です。

  • 資源:責任を持って調達されたリサイクル素材または再生可能素材を使用する。
  • 効率的な生産:材料の使用を最小限に抑える製品企画および生産を行う。。      
  • 長期間の使用:製品の寿命が長くなるように、耐久性のある企画にする。  
  • 貢献:少なくとも製品の生産に使用された量に等しい量のリサイクルや再生された、または再生可能な材料を市場供給に補充する。

検証方法

該当する場合

  • 必要書類
    • 工場が廃棄物をアップサイクリングしている、または循環型経済に戻したことを示す記録
  • 面接時の質問
    • 経営層は、工場がどのように廃棄物をアップサイクリングしている、または循環型経済に戻しているか説明することができる。
  • 検査物理的に見る検査対象
    • 工場が廃棄物をアップサイクリングしている、または循環型経済に戻したことの証拠となるもの

 

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